過日は弊苑にご投宿下さいまして誠にありがとうございます。
またお褒めの言葉も賜り、大変嬉しく思っております。
当館は大正期に、元は人の住む住居として建てられた庄屋屋敷をそのまま宿泊施設として利用をしております。間取りも当時のまま使用しており、当時の面影や生活感を多く残したままですので、佇まいや雰囲気にも味わい深いものを感じて頂けたら幸いでございます。
お食事に関しても強首ならではの郷土料理を中心におもてなしをさせていただいております。
強首名物の川がにも近年では地元の川漁師さんも減ってきており、貴重な食材になりつつあります。
お食事部屋は大広間のお座敷や囲炉裏のある茶の間でのご用意となっておりますが、jo5100様の仰るように衝立等で遮るようにしてほしいという声もいただきます。しかし、そのような声と同時に旅人同士での会話やその日限りの親睦を楽しみたい等、一期一会の出会いと別れを楽しみにされるお客様もまた多くいらっしゃいます。
お食事をお召し上がり頂く席は十分とは言い難いかもしれませんが距離は多少なり間隔を開けてご用意をさせて頂いているつもりでございます。私どもの押しつけがましい言い訳に聞こえるかもしれませんが、これも一つの旅文化の醍醐味として捉えて頂けますと、旅人を迎え入れる私どもとしてはこれ以上の喜びはないと思っております。
またの機会がございましたら是非当館へお立ち寄り下さいませ。冬のお料理は鴨肉を使っただまこ鍋や秋田名物のハタハタ等、冬の秋田料理をお楽しみ頂けるようにご用意致しております。
jo5100様のまたのお越しを心よりお待ち申しております。ご投宿誠にありがとうございました。