十数年前岐阜の先輩が白骨温泉は良い温泉だぞと言っていたのを思い出し、金沢での会合の途中アプローチしました。松本から電車、バスとの降り継と本数が少ないので、特に白骨から泡の湯へと奥に入るので、時間の調整に苦労しました。やや小雨模様で終点でしたが、数軒の旅館、数人しか乗車していませんので、心細く、他の宿に泊まるひとの方には傘を持って出迎えがあるのに、小生の方は迎えもなし。バス運転手に旅館を聞いたら、目の前で緑の木立の影で入口が見えなかったのです。鄙びた温泉宿で看板も風情がありました。都会の温泉旅館に毒されていた私でした。宿の中は古びた建物に内装で新しく見せようとの努力の後が見られました。歩くとギシギシ音がして部屋にはトイレがなく夜間気になりました。洗面所もトイレに並び、田舎の宿の感じでした。しかし湯船はやや狭いが白色の泉質は素晴らしく、先輩がほめていた時代と同じ鄙びた山の温泉でした。食事も山菜やアユ、コイ、イノシシ鍋など、朝も地場のもので、十分堪能しました。交通の便の悪さと建物の作りの悪さは、温泉の泉質や、鄙びた、自然の空気で解消しました。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地2
• 部屋2
• 設備・アメニティ2
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人

宿泊年月

2016年06月