旅館の雰囲気も良く、源泉掛け流しの温泉も良かったです。

ただ、価格相応かと言われると、いろいろな部分の詰めが甘い印象です。

気になったところをいくつかあげます。

１、料理の内容
ウニ、イクラ、お刺身、からすみ、鱈ちりなどなど、確かに良い素材を使っているのでしょうが、何故山の中の宿で魚介をふんだんに使う必要があるのか。
山の中のひなびた温泉宿ですから、地のものや郷土料理、ジビエなど、山ならではの料理を期待して来る客が多いはず。
価格に見あった内容にしなければということで、短絡的にそういった素材を使ったのかもしれませんが、海のものを食べたいなら、海の近くの温泉に行きます。
素朴な郷土料理を価格相応にアレンジするのは、料理長の腕の見せどころではないでしょうか。


２、部屋のアメニティ
ボトルに入った各種アメニティが、前の宿泊者が使い掛けたままの状態でした。新しいものに置き換える必要はありませんが、きちんと継ぎ足すなり、前泊者の痕跡は残さない方が気持ちは良いです。
また、トイレットペーパーも安物のガサガサのものでしたが、こういった細かい部分の経費をケチっていいのは一泊一万円台までの宿かなと…。


３、インフォメーション
宿の歴史、温泉の特徴、効能、内風呂と大浴場の違い、宿近隣の散歩コース、名所、お店、ビューポイントなどなど、情報が少なかったです。従業員さんに聞けばいいのかもしれませんが、わざわざ聞かずとも分かる程度の資料など部屋にあったほうがいいです。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2015年01月