ご利用ありがとうございました。
嬉しいお言葉に心より感謝申し上げます。
まさにわたしたちが目指していることの答えであり、実現に一歩近づいた喜びに何度も何度も読み返しています。なかでも温泉の恵みについては解りやすい喩えであり、これだけは満足の尺度が違う方々にも期待を裏切らないものではないかと思います。

陸上実業団チームの合宿地として内牧温泉は歴史があり、なかでも旭化成陸上競技部さんは今年もお越しになり２５年目の合宿を終えられました。
その他にも五輪代表選手など本人の意思により最終調整としてこの地を選びお越しになっています。

そのように合宿地として選ばれる理由は、内牧温泉一体が標高500ｍという練習に向いた気候と、アピカ運動公園の全天候型の陸上競技場、それと標高900ｍを越える阿蘇北外輪山にある日本一過酷なコースといわれる阿蘇クロスカントリーコースなどいろんなコースメニューがあるからです。

また、その他にも施設の受け入れ態勢が練習に熱中できるものであるとともに、1日3回以上入浴される選手の皆さんが口を揃えていわれる「温泉の質」にもあるようです。以前、宗総監督は足を怪我され不自由な身での合宿をスタートとなりましたが、5日目くらいでしょうか、引きずっていた足がほとんど普通に歩けるようになり「ここの湯はやっぱり効くよ」と感心されていました。これは昔ながらの温泉の扱いを継承し、源泉がそのまま湯槽に満たす湯にあるからだと思います。

自然の治癒力を求めた究極のアスリートが通う昔ながらの湯治。その事実こそ蘇山郷の温泉が持つパワーであり確固たる証ではないかと思います。