大型施設でお風呂やレストランは水平方向に結構歩かされます。国立公園内で建設に制限があるそうです。
お風呂は近くの猿倉から持ってきているお湯だそうですが、内湯は硫黄の香りはするものの、おそらく循環のお湯。渓流露天は湯の花も浮いていますが、掛け流しかどうかはわかりません。渓流露天は温度調節のためか、水が放流されていて冷たいところと熱いところが別れており、良いお湯とは言いがたい。「虫や葉っぱも歓迎してください、気になったら網ですくってください」と張り紙があるものの、肝心の網がなし。湯に落ちてジタバタしているハエ３匹と入浴しました。むしろ展望岩風呂の湯量が贅沢で満足感があります。バスでしか行けない八重九重の湯は面倒なので行きませんでした。
アロマテラピーは別会社の運営のため、予約、チェックインともにうまくいきませんでした。予約は１６時以降じゃないと受けてくれないし、チェックイン後の変更や夕食との連携も難しかった。
夕食時は頼んだ飲み物が１０分たっても来ず、料理だけが次々と来て困惑。ただ、対応したスタッフは非常に親切で笑顔で、その点では教育が行き届いている感じがしました。夕食朝食とも品質は十分レベルで不満はなし。ゲストを歓待したい気持ちは感じることができました。冬期は雪のため閉鎖されるそうで、みなさん季節従業員が多いそう。それをかんがえればサービスレベルは納得。
お部屋は設備が古い感じがするし、廊下の音もうるさいですが、窓からは渓流が見えて奥入瀬をそれなりに楽しむことはできます。
オプションで奥入瀬を観光するためのマウンテンバイクを借りました。バイクはギアが前1段、後ろ6段の見たこともないほど安っぽいもので、サドルポジションも低過ぎてまったく適正なものがとれず十和田まで上がるのにえらい疲れました。
総合的にがんばっていると思います。食事は悪くないと思います。ファミリー接待ではない本格派は周辺のひなびた宿も検討したほうがいいかもしれません。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2014年07月