ここに泊まる上での注意点を書きます。基本スタイルは『湯治宿』です。ここのパンフレットにも書いてあったのですが、「湯治は非日常ではなく、日常」これがここのすべてでしょう。旅行における非日常を期待すると不満が募るということです。
　このプランはアメニティは有料で、持参すればその分金がかからないので、これは利点でしょう。温泉が２４時間入り放題のやどが４０００円でしたので、これはありがたかったです（浴衣は着たかったので借りましたが）。湯治宿なので持ち込みは自由であり、ビール、お弁当、おつまみを持ち込みめます。ご存知のとおり旅館内で買うと値段は５割り増しは当たり前で、コンビニよりも高いわけですから値段重視の人はありがたいでしょう。
　畳の部屋は６畳で、古くはありますがきれいで思う存分ごろごろできますし、冷蔵庫こそありませんでしたが、テレビもあり、１畳半程度ですが、椅子と机がある部屋があり、窓からの風景を楽しめます
　風呂は可もなく不可もなくですが、熱くなく適温でしたのでゆったりと心地よいです。
　このように、サービスはない分大変お得にのんびりできるプランですし、遅いチェックインが売りですので私のように残業後に泊まりにいくことも可能です（笑）

　最後にそれを踏まえても違和感があったことを書きます。私がチェックインしたときに「あなた初めてですよね」となぜか２，３回聞かれました。更に、「あなた○○（地域名）の方ですよね、明日は何かあるんですか？」「日帰りできますよね、あそこからなら」というようなことを探るように聞いてきました。確かに日帰りでいける距離ですので、変わってるなと思われることは確かなんですけど、なんかこう・・・もやっとした感じが残りました。まあ、日常を売りにする宿に、日々の残業の疲れを癒すために、温泉と酒を畳の部屋で楽しみ、浴衣でごろごろしたいという非日常を求めた私が間違えていたのでしょうが。

評価

• 総合3
• サービス2
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2017年02月