熊本地震がありましたが、この宿や阿蘇市の多くの宿は通常営業しています。私は熊本市民で、震災疲れを癒すため、５月５日に１泊させていただきました。５７号線は通行止め区間がありますが、大津から赤水をミルクロード経由にすると問題なく阿蘇駅方面へ行けます。阿蘇神社の本殿が倒壊しているニュースはショッキングでしたが、そこを除けば、阿蘇市は熊本市よりも被害が少なく見えました。さて、宿泊した「阿蘇の四季」さんですが、野の花の宿という言葉通り、至る所に野の花を飾り、手作りのおはぎ、お抹茶に始まり、炭火焼夕食に添えられた野菜の天ぷら、だご汁、おにぎり、朝食の自家製お漬物、パンなど、いずれも素材の新鮮さを生かした心のこもったものでした。お宅でお米も作られているとのこと、お土産におにぎりの昼食までいただきました。温泉は貸切風呂のみの構成で、新婚旅行以来（？）の夫との入浴を、野趣あふれる露天風呂など３つのお風呂で楽しみました。お湯、私にはちょっと熱かったですけど、おかげさまで本当に癒され、チェックアウトした5月6日は仕事がスーパーはかどりました。４月16日の本震後、停電の影響で少しだけ営業休止されたそうですが、水は山の水、お湯はボイラーで沸かし、ガスはプロパンなので、ライフラインが寸断された熊本市とは随分事情が違ったようです。またお世話になりたいと思いますが、他の方にもお勧めしたいです。おかみさんの人柄もとても温かく、もっと近ければ毎週行きたいです！

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年05月