熊本地震復興の一助になればと、長期旅行先のうちの一泊にこのホテルを選びました。九州ふっこう割を利用して宿泊しましたが、このホテルを選んだことは大失敗でした。観光客回復に向け、数百億円もの税金を投入しての政府の「九州観光支援のための割引付旅行プラン助成制度」ですが、こちらのホテルは全く理解をしていません。国民の血税の無駄遣いと言っては言いすぎでしょうか。

いただいた領収証の記載内容について、フロント係に全くでたらめな説明をされました。誤った認識によるものならまだしも、口から出任せといった説明でした。職業倫理も何もあったものではありません。お支払いしたお金について、その内訳を正確に説明できないどころか、虚偽の説明をするなど言語道断です。商道徳上もあり得ない、基本中の基本がわかっていません。

チェックアウト時に、お詫び文をいただきましたが、フロントの方の個人名であり、支配人など責任者名のものではありませんでした。もちろん、それらの方からの直接の謝罪もありません。ホテルとして軽く考えすぎていませんか。

チェックイン時、並んでいたにも関わらず、荷物を受け取りにきただけの急ぎでもない客に２人で対応するフロント係。３階のエレベーター前に座り込んでスマホに熱中している若者男性数人が長時間いても注意をしない（館内巡回などは全くしていないのでしょうか。女性客などは恐怖を感じるはずです）。浴室にはおそらく数ヶ月は掃除をしている様子のない水垢が付着した備品。朝食のコーヒーは商品になっていないレベル。省資源で部屋に何もないのがウリらしいですが、問題を感じさせる所は沢山ありました。

お客からお金をいただくことの意味、全国から復興に向けての支援を受けていることの意味をよくお考えください。地震災害以前の深い問題を強く感じるホテルです。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋1
• 設備・アメニティ1
• 風呂1
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年09月