毎月、どこかの温泉で一泊する夫婦です。
今回で８６回目の温泉地は、初めての東北の地でした。
結論からいつと、評価５ではなくて『　６　』を差し上げたい気持ちです。

近年、ビルホテル形式の温泉地が多い中、歴史を漂わせる『かしわやさん』は二重丸。
浴衣と下駄がぴったり。愛想よく出迎えていただきました。

お宿の玄関を入るなり、床や壁などの掃除が丁寧にされていることに、妻が感心しきり。
お部屋までの廊下、階段はピカピカです。
『かしわの間』に通されたのですが、お部屋の雰囲気が昔の湯治宿を感じさせてくれます。
窓からは温泉街を行きかう人を見ることができます。

源泉温度が高いため、自由に水お入れて温度調整もできます。
また、最近の温泉ではボディーソープなど、妙にヌルヌルして
身体を流してもスッキリしないものも多い中、普通の石鹸も準備されていました。
それと～男湯の中にもベビーソープがあるんですよ～？
幼い子供連れでお父さんがお子様の身体を洗う時も使えます。

部屋着は、浴衣ではなく『作務衣』。
これっていいんですよねぇ。　適度に肌触りが良くて、
浴衣のようにスカスカしないんです。
入浴後は、下駄を鳴らして近くの川に散策。　初秋の風がさわやか♪

地元の食材をうまく生かしている夕食です。
好き嫌いのない妻に対して、私はカブ（野菜）が苦手でしたが
鯛を包み込んだカブを天ぷらにしたものやシソ巻など。
また、庄内豚の柔らかい角煮など・・・。
素直にすべてを美味しくいただくことができました。
デザートは、なんとカブを使ったシフォンケーキ！
カブをリキュールで漬け込み、ほのかな甘みを感じ、材料を知らせてくれなければ
決して分からないくらいです。
普段、ケーキを食べない私でもペロリでした。

夕食後、デザートのカブのケーキをわざわざ、部屋まで持ってきていただいたこと。
お腹一杯でデザートを忘れて部屋に戻ろうとしたら
『せっかくですからお部屋にお持ちしますね』と。
なんと優しい心遣いなんでしょう。
ありがとうございました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年10月