今まで泊まった宿の中でも総合評価はかなりいい宿だ。
温泉は塩素臭があり、泉質はイマイチだったようだが、温泉の残念さをカバーして有り余る他の努力がすごかった。私は基本的に泉質で宿を選ぶが、この宿は、温泉でなくてもまたきたいと思えた初めての宿である。
まず、ご飯がすばらしい。内容的に、１泊２万円くらいしても良いクラスの料理が揃っていたと思う。会津という関東からやや遠い場所だからなのか、関東に近い群馬の温泉ならば２万はする内容だったと思う。夕食の懐石料理は手が込んでいて、朝ごはんのバイキングも、バイキングの宿は往々にして市販の佃煮や漬物が並んでいるだけで（売店で売っているものを宣伝のためにタダで出しているみたいな）美味しくないのだけれど、ここの佃煮などは宿オリジナルの手作りで、化学調味料もほとんど使われていなかった。また種類も大変多かった。すばらしい！
自由に飲めるカフェとそこにある本、売店の品揃えも良い。部屋のトイレなども若い女性向けの和モダンな感じに統一されていて、黒を基調とする場合には埃が目立ちやすいが一切埃がなく綺麗に清掃されていた。
全体的に、宿泊料金に対して大変努力されている宿であった。次回訪れた時に質が落ちてガックリしないように頑張ってもらいたいと思う。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人

宿泊年月

2017年03月