投稿者様

この度は季一遊をご利用いただき、誠にありがとうございます。ご主人様の誕生日祝い、総体的に非常に満足できたとのこと。とても嬉しく思います。

投稿者様が宿泊された日の季一遊は全41室満室でしたが、露天風呂付客室の指定予約に空室がありました。そこで季一遊から投稿者様への当日サプライズとして、露天風呂付客室へとグレードアップしました。その甲斐あって、お部屋とお風呂を特に満足することができたとのこと、本当に良かったです。

他方で身長の件は不躾で申し訳ございませんでした。担当者の再指導を行うと共に、ご案内やお浴衣の用意などを極力同一人物で行えるよう努めて参ります。
お部屋までの御案内係とお部屋に浴衣をお持ちする係が同じであれば、御身丈を直接聞かずとも済みます。本来はそのような体制を目指しているのですが、当日のお客様の到着状況などによっては難しく、これは私ども旅館業界全体の課題と認識しております。

鮑の踊り焼きに関しては私も思い当たる事があり、ご指摘を頂戴して本日改めてスタッフの様子を見て参りました。季一遊ではナイフとフォークと取り皿を御席に用意し、お客様に直接切り分けていただくようご案内しております。そのうえで、接客担当者から取り分けのお手伝いをするようお声掛けすることになっているのです。しかし、鮑の取り分け方法をお客様に一切説明せず、時間を見計らって自分が鮑を切り分けに行けば良い。との認識を持ったスタッフがいるのかもしれません。

本来は「お客様に喜んでもらうためのプロダクト」として鮑の踊り焼きを1つの方法論として用意してあるのです。それがいつのまにか「鮑を取りわける業務を遂行しているだけ」という者がいるのかもしれません。そのような接客では、何かと気がかりなことが生まれてしまうのは道理だと思います。

投稿者様におかれましては、少し間違えば非常に嫌なおもいをしたまま過ごさなればならなかったのかもしれません。お客様の気持ちを察する人間力の高さが、まだまだ未熟な者が多いということだと存じます。貴重な気付きを与えてくれた投稿者様のご意見には、本当に感謝いたします。

また機会があれば利用したいとのお言葉も頂きまして、ありがとうございます。
次回のご来館を心よりお待ちしておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

季一遊　予約担当　青木敬昌