有名観光地の高級旅館とは一味違う、素朴で温かいおもてなしと窓から見える絶景に癒される宿泊となりました。
港からの送迎中に簡単に島の見所や産業について案内していただいたり、フロントの対応も常に笑顔で、送迎車の待ち時間にはお庭で記念に写真を撮ってくださりました。売店で宅急便をお願いした時には、無料の空箱や梱包材を準備してくださったり、ささやかな事ばかりですが、こちらがお願いしなくても常に気配りしていただけた事が、とても心地よい時間につながりました。
お部屋は12畳の和室、部屋から瀬戸内海の小島が見える絶景のお部屋でした。2人で泊まるには12畳は持て余すくらい広かったです。
温泉では、常に6～7人程度でしたのでゆっくりと浸かる事ができました。ややぬる目の水温なので、熱いお湯が好きな人には少し物足りないかもしれません。温泉についても全体的に満足しましたが、翌日の朝一に入った時に、桶や椅子は片付いているにも関わらず、排水溝に長い髪の毛の束が放置されたままになっていたのが目に入ってちょっと残念でした。
お食事は、河豚を中心とした会席を頼みましたが、お刺身は新鮮でアワビは大きく確かに踊っており、普段食べ慣れない食材に大満足しました…が、食べ慣れていないので、出来れば「食べ頃」の案内とかをもう少し丁寧にしてもらえた方がよかったかな…という印象を受けました。アワビはどれくらい焼いた方がいいとか、伊勢海老の頭は赤出汁に使う為に置いてある…とかの説明がなかったので少し戸惑いました。
細々と気になった点も書きましたが、満足した点がそれを大幅に上回った事は言うまでもありません。瀬戸内のお宿で迷っている方がいたら、胸を張ってオススメできるお宿だと言えます。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2017年01月