８月のとても暑い日だったので、到着してすぐにロビーで出された冷たいおしぼりが有り難く、また生八橋とお抹茶のサービスも嬉しかったです。部屋にはきれいに花が活けてあり気持ちが和みました。夕食も美味しく、牛しゃぶはもちろんですが、食後のデザートに出されたグラスゼリーにはいろいろなものが少しずつ入っていて、爽やかな酸味を感じながら食べ進めていくとグラスの底にはこし餡も少量あったりと、工夫されていて家族全員に好評でした。お風呂上がりには冷たい麦茶も用意されていましたし、翌朝は足湯も楽しみました。
残念だったのは、「ボリューム満点」とはあったものの夕食の量があまりに多すぎて食べ切れず、「ああ美味しかった、ご馳走様！」というよりむしろ「こんなに残してしまってごめんなさい」という心苦しい気持ちで終わったことです。主人や食べ盛りの息子でさえニノ皿のうどんやお餅までたいらげることはできませんでした。それと、敷いて頂いた布団に横になると、あいにく冷房の冷気が私の顔に落ちてくる位置で（旧式なのか、しばらくガーっと冷たい空気が落ちてきたかと思うとピタッと止まるという感じでした）布団を少しずらしました。洗面所のコップをきれいなものに取り替えていただいたりうちわを折れていないものに替えていただいたりということもありました。
宿全体として行っているサービスは素晴らしいと思いました。要は、その心が、そこで働く方々お一人お一人にどこまで浸透しているかということだろうと私は思いました。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2011年08月