良かった点は食事内容です。和牛の朴葉焼きをはじめ、随所に味噌味を効かした各種料理は絶品の味わいで、たいへん満足できました。建屋は古いですが、館内のそこかしこにさりげな置物や調度品がおかれ風雅な趣を醸し出しています。寝具用の替え浴衣や替えバスタオルが用意され心配りがかんじられました。残念だったのは、大浴場の内風呂がとても入れないほど熱かった。あれでは火傷してしまいそうでした。しょうがないので露天風呂にある水栓からホースを伸ばしてきて、またさらに浴槽に一番近いシャワー栓を湯船に浸けて加水しました。内風呂は熱いのが、売りのつもりなのかもしれませんが、加水調整の湯温を充分確認されていなかったのではないでしょうか。設備面では客室のテレビが地デジNHK のみしか受信できず、フロントに連絡すると心得ていたようにアンテナ線を交換していきました。それでもキィー局が3局映らない。地元群馬テレビが映らない。仕方なくあとは自分たちでアンテナ線を引っ張ったり、折り曲げたりして調整しながらテレビを視ました。また部屋のトイレがウォシュレットが付いていません。アメニティは豊富ですが設備面は不満足でした。行き届いた心配りが評価される点と想定外な点が同居する旅館でした。ですが、総合的には良かった印象が優る宿でした。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ2
• 風呂3
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2012年10月