個人的には5回目の宿泊であり、1人旅から友人とのグループ旅まで様々な状況で利用しています。
今回は妻と2人で宿泊させていただきました。

◆長所
・日本海の季節ごとの海の幸と能登日本酒に舌鼓
・露天風呂や桟橋から望む七尾湾の眺望(夕焼けの美しさ、漁船が集う明け方の風情)
・他和倉温泉の旅館と比較したコストパフォーマンスの良さ

◆短所
・共用部は全体として綺麗だが、一部部屋は改修されておらず、設備の古さが目立つ
・和倉温泉街を散策したい場合にはやや遠い

◆個別評価
・立地：和倉温泉の最奥に位置しており、七尾西湾を一望可能。特に、西向きに設計されているため、夕焼けの眺望は目を見張る。露天風呂、桟橋、ロビーからが特に美しい。
・部屋：今回宿泊した部屋は過去で最も古さを感じた。部屋以外が良かった分、やや残念であった。改修を積極的に進めて欲しい。
・食事：寒鰤や香箱蟹はまさに絶品。出汁及び味付けにいしこ(烏賊の魚醤)を広く用いており、とても上品。一方で、濃い味付けが好きな方には物足りないか。また、牛肉のような目に見えた一皿を求める方には物足りないか。
・風呂：七尾湾を望む内湯と露天風呂。温泉は着色や匂いなく、塩分の濃さを感じるもので、眺望を楽しみながらリラックスできる。着席部80度程度のサウナと20度程度の水風呂があり、日本海の風を浴びながら整える。
・サービス：必要な時にフレンドリーで丁寧な接客をしてくれる。
・設備・アメニティー：共用部は美しく、日本庭園の篝火や館内に配置された九谷焼が旅の情緒を増してくれる。アメニティーはサステナビリティーの名の下に最低限に縮小された印象。不足はないが、特別感もない。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年12月