五十代の夫婦と、八十になる妻の母親の三名で一泊しました。予約時はギリギリ紅葉を見るつもりだったのですが、初日は雪で大荒れになりました。しかし三人で根性を出し、何とか一通りみたらい渓谷と竜泉寺を回ることができました。みたらい渓谷休憩所で伺った話では、2023年は十一月上旬の荒天で紅葉は散ってしまったのだそうです。

宿ではゆっくりとお風呂につかり、ぼたん鍋をおいしくいただき暖まりました。ぼたん鍋はシメのチーズリゾットが絶品でした。食事の間に湯たんぽで布団を暖めていただいており、夜はぐっすりと休めました。懐かしい感じの木造旅館ですが、セフティボックスやwifiはしっかり用意されています。トイレや洗面所は寒いのですが、メインの部屋はエアコンを入れていれば大丈夫です。

翌朝食事の際に係についていただいた女性従業員の方から見どころを教えていただいて、午前中に面不動鍾乳洞とカフェ「佐助」を巡りました。チェックアウト後も少々クルマを預かっていただけたので、気楽に歩いて回ることができました。今度は「佐助」の奥さんから教えていただき、昼前からはクルマで女人禁制の結界門と天河大弁財天社を訪ねました。

雪景色の洞川温泉、予約時の想定とはだいぶ違いましたが、宿と地域の皆さんに親身に対応していただき、不慣れな私たちも堪能することができました。私はあたらしや旅館さんへは二回目になります。前回は春・今回は初冬だったので、また季節を改めて訪問したいと思います。

このたびは心に残る、よい小旅行になりました。この場をお借りして、女将さんと旅館の皆様、お世話になった地域の方々に御礼申し上げます。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年11月