幼稚園年長の孫と２人で宿泊しました。鬼怒川温泉は気軽に行けるので何度も来ていますが、松やさんは初めてでした。温泉が目的なので４時前には着いたのですが、女将さんらしい方が着物を来てお迎えしてくださいました。孫がトイレに行きたいというので探していたら、すぐに女将さんらしい方が丁寧に案内してくださりました。後でやっぱり女将さんと分かりました。チェックインもすでに住所などが記入されていてサインだけでした。こういう細かい所に気配りありの宿でした。まず、部屋に案内してくださるときに、おばあちゃんとお孫さんでいらっしゃるということでどんなお孫さんかなあと楽しみにしていたんですよ。と言われて、従業員の方も事前にお客さんをチェックしているんだなあと思いました。部屋には夢二の絵があったり、廊下には相田みつおの詩が飾ってあったり、お人形が素敵だったり、心豊かになりました。温泉も良かったし、洗面所の所は床暖になっていて、混んでしまうドライヤーとはまた別のコーナーになっていました。混んではいなかったのですが、気配りかなあと思いました。食事はおいしいくて、孫が「ほっぺが落ちそう」と言いました。ただ、私も孫も小食なので食べきれず、もったいなくて申し訳なかったです。個室になっている食事場に女将さんが挨拶にまわっていらして、おもてなしの心いっぱいの雰囲気を感じました。お布団の枕元には、一人ひとり違うメッセージが達筆な筆で書かれていました。女将さんが一枚一枚書かれたのだなあと思いました。部屋からの眺めも良く、とてものんびりゆっくりできました。新しい気配りを常に考え、でも古くからの旅館の歴史を守るという女将さんの愛情を感じました。ホテルのようにさっぱりとしてバイキング形式の所が増えましたが、私はやはり昔からの温泉宿が好きです。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年10月