先日はご利用ありがとうございました。また最上級のお褒めの言葉、身に余る光栄でございますm(__)m。更に更にオーナーさん”達”と複数形にして頂けましたこと厚く御礼申し上げます。単数形ですと、いつも私の事や、いや僕の事やと些細なことで喧嘩がはじまりますので(+_+)
今年の冬の厳しさは全国的(世界的)のようでありますが、平年よりも気温が著しく低い日があります。－5℃なんていう表示は滅多に目にすることができませんが、今年はそんな日が続きましたので、春が待ち遠しい限りです。奈良ではいよいよ、春の到来を告げる伝統行事『お水取り』が東大寺二月堂にて3月1日より2週間に渡り行われます。3月なのに何故二月堂なの？と不思議ではありませんか。実は以前『お水取り』は旧暦の2月1日より実施されておりました。二月堂の名称の由来もこのことに関係しています。天平勝宝4年(752年)より一度も途切れることなく今年でなんと1261回目を迎えます。激しい兵火で東大寺が焼失した時でさえも、この行事だけは行われたという古来の伝統行事でありますので、是非ご覧頂きたいものです。
次回奈良にお越しの機会がございましたら必ずご帰宅下さい。お待ちしております。

先日はご利用誠にありがとうございました。お客様の率直なご意見で『すめるやん』と嬉しいお言葉を頂いておりますが、当施設はホテル、旅館ではなく、ゲストハウス＝(日本語で直訳しますと、『お客様の家』)でありますので、宿泊という感覚よりはむしろ住んでいると、お感じて頂けましたらこんなに嬉しいことはございません。
最近の潮流を観察していますと、携帯電話やパソコン、デジタルカメラに代表されるように、以前は個別の商品として認識されていた物が、次第にそのボーダー(境目)が希薄になり、一つのカテゴリーとして生まれ変わるボーダーレスの時代に突入にているように感じます。それぞれの商品のメリットを掛け合わせて、更に便利な商品に生まれ変わっている状況下、普段の生活と宿泊というカテゴリーもその例外ではないと思います。勿論、高級ホテルや高級旅館に滞在するということは、非日常的ラグジュアリー感覚を体験するという側面が存在するのは事実であります。しかしゲストハウスにはそうした側面は存在致しません。ゲストハウスの場合は普段の生活の延長線上にある別の地域での帰宅として捉えて頂けますと、その特性がより鮮明になるのではないかと思います。私の当面の目標は、どのようにすればご自宅のように居心地の良い滞在を、また自宅よりも少しだけ楽しい滞在をお客様にご提供できるのか。この1点に絞り今後も様々な取り組みをしていこうと考えております。次回ご帰宅の際にはご意見また聞かせてください。心よりお待ちしております。

日本酒美味しかったのではないでしょうか。私もそのファンの一人です。様々な種類の醸造された日本酒を少量づつ試飲できますので、味の微妙な変化を感じることができ非常に人気なんですよ。先日海外のゲストに紹介した際には帰館時、顔が真っ赤になって殆ど泥酔状態だったのには驚きましたが・・・(笑)
ところで日本酒の発祥は奈良と言われています。かなりの昔に中国から酒の製法が伝来した後、弥生時代中期にはその製法が存在していたと思われます。平安時代の書物に日本酒製法の記述があり、その頃には確立されたようです。年末、年始にはゲストハウス奈良小町もお餅をつき(餅つき機でですが・・・m(__)m)、日本酒、ぜんざい、甘酒のサービスをおこなっております。その時には私も甘えてお客様と一緒に一杯やります。なんとも楽しいひと時であります。不定期ですがそうしたサービスを実施しておりますので、また是非奈良小町にご帰宅下さい。お待ちしております。

ご利用誠にありがとうございました。奈良は3度目だったんですね。今回は如何でしたか。奈良の奥深さをそろそろお感じになる頃ではないでしょうか。最近では有難いことに海外ゲストのリピーターも増えてきていますm(__)m。現在奈良には国宝の建造物が23箇所64件も存在しています。国宝と重要文化財を合わせますとかなりの数になるはずです。私にとっては国宝と重要文化財の境目が未だにわかりませんが・・・。
それはさておき、特に世界最古の木造建築物と世界最大規模の木造軸組建築物が同じエリアに存在するのは、日本のかつての建築技術が如何に優れていたのかを証明するものではないでしょうか。東大寺大仏殿は不幸にも2度兵火により焼失していますが、創建当時は幅が更に大きく、現在3分の2に縮小されているというから驚きです。東大寺には奈良時代に建立され現在もそのままの形で残っている数少ない建物に天平仏の宝庫と言われる法華堂(三月堂)、またその少し北側にお松明のお水取りで有名な二月堂があります。二月堂におきましては兵火は免れたもののお水取りの最中の失火で一度は焼失しています。しかしその二月堂には何人も拝むことができない2体の十一面観音が存在し、これらは絶対秘仏とされているんです。長い歴史を通して守られてきた貴重な国宝の数々に触れ、当時を偲ぶ奈良旅を是非今後も味わってください。
次回のご帰宅お待ちしております。

先日はご利用ありがとうございました。ご投稿にもございますが、この時期自転車での観光は本当に爽快ですね！私も休日には必ずと言っていいほど自転車で観光しています。東大寺大仏殿の後方に講堂跡があり、以前はここに相当大規模な講堂が存在していたのを窺わせる多くの礎石(建物の基礎となる土台の石）が今も残っております。その礎石に腰を下ろし読書をするのが最高なんです。朝晩の寒暖差が大きくなるこの季節、山並みが少し秋の化粧をしはじえめ、古都奈良に今年も秋の風景を感じさせてくれるようになりました。完全な紅葉に落ち着くには、あと少し日数がかかりそうですが、待ち遠しい限りです。次回は自転車で唐招提寺、薬師寺、法隆寺とのことでありますが、楽しみですね(*^^)v。但し法隆寺はかなりの距離がありますので、もし自転車で行かれるのでいしたら事前に地図上で打ち合わせさせて頂きます。次回のご帰宅心よりお待ちしております。

先日はご利用ありがとうございます。11月の初旬だというのに汗ばむような天候でしたね。今年の正倉院展は如何でしたか。今年は初公開17件を含む62件の宝物の中でも、『香』に関わる宝物が数多く展示されていますね。その中でも天下の名香の名を欲しいままにしてきた『黄熟香』には非常に興味をそそられます。足利義政、織田信長らが切り取った痕跡がありますが、戦いに明け暮れた当時の戦国武将達も『香』を愉しむという粋な行いをしていたんですね。というよりはむしろ、戦いの合間に精神的重圧を少しでも軽減させる為の、心のゆとりをその香に求めたのかも知れませんね。現在、アロマテラフィーという香を愉しむ生活が浸透しているのは、状況は違えども抑圧された生活環境から少しでも心の余裕を得ようとする人間の本能的な行為なのかも知れません。旅行という行為の中にも、そうした心のプラス作用は必ずあると感じます。次回はじっくり日本人の心のふるさと飛鳥を観光してみてください。ご帰宅をお待ちしております。

先日はご利用誠にありがとうございました。かなりお疲れの様子でしたが、この度の奈良旅は如何でしたか？季節外れの蒸し暑さで大変でしたね。ガラス張りのデザインの件ですが照度、空間演出、清潔さ、視界など様々な角度から検討し採用致しました。お気に入り頂けなかったのは残念ですが、デザインというのは、そもそも洋服と同様、個人のお好みがございますので好き嫌いがあって当然だと思います。しかし、お客様からのご意見は真摯に受け止め、更に好まれるお部屋を現状の価格を維持しながら研究していきたいと考えております。

先日はご利用誠にありがとうございました。連泊でのご滞在でありましたので、様々なエリアを観光されたことと存じます。ところでご指摘の臭いの件、大変申し訳ございませんでした。早速翌日に消臭装置を作動させ、消臭を実施致しました。完全無臭というわけにはいきませんが、快適にお過ごし頂ける環境をご提供できるよう注意致します。

ご投稿誠にありがとうございます。挨拶のできる礼儀正しいお子様達で非常に関心致しました。お客様の様なご家族を眺めていますと、こちらまでほのぼのとした気分になります。挨拶ということで言いますと、当ゲストハウスは海外からのゲストが多く、朝はゲストから挨拶の先制攻撃？を頂きます。Good Morning,How are you!なんて挨拶を頂きますと、その日は気分がイマイチすぐれない日でも、I am fine！　and you?と返答している自分がいます。すると不思議なことに元気が出ているんですね。挨拶はコミュニケーションの基本ですので、これからも大切にしたいものです。次回奈良にお越しの機会がございましたら、再度ご帰宅下さい。お待ちしております。この度はご投稿ありがとうございました。

嬉しいお言葉誠にありがとうございます。泊って良かったと言って頂けるのが一番嬉しいですね。年に１回と言わず、半年に１回、いや１カ月に１回ご帰宅下さい（＾ｖ＾）。言い伝えの中に『京都の着倒れ、大阪の食い倒れ』というのは有名な言葉ですが、奈良はなんと言われているかご存知ですか。なんと『奈良の寝倒れ』なんて言われているんです。奈良の人は働かず寝てばかりいるからこのような事が言われているようです。私は全く実感が無いんですが・・。結局のところ数多くの文化遺産に守られ、それ程努力をしなくても観光のお客様にお越し頂けることから、全体的におっとりとした気質が育まれたのかもしれません。海外からのゲストが大阪はBusy,奈良はSlowなんて表現をよくされていますが、慌ただしく、移り変わりの早い時代であるからこそ、都会の喧騒から離れ、時折奈良に訪れ心身ともにリフレッシュして頂きたいものです。

先日はご利用ありがとうございました。次回も是非奈良小町にご帰宅下さい。首を長くしてお待ちしております。チャーミング？！とのお褒めのお言葉、有難く厚かましく頂戴いたします。私はともかくお客様の方こそ、なんだか心が癒されるチャーミングさ溢れる笑顔でしたよ。素敵な方だねと二人で話しておりました。奈良旅は今回で５回目ということで、そろそろ『奈良裏観光』の域に達してきたのではないでしょうか。素敵な裏観光情報がございましたら是非教えてください。今の時期、JR奈良駅の方角から若草山を眺めると若草山の新緑のグリーンと澄んだ空のブルー、そして興福寺の五重塔が見え、古都奈良ならでは（ちょっとダジャレでした）の風景を愉しむことができます。先日興福寺の国宝館に行ってきました。興福寺国宝館には『天平の美少年』で有名な阿修羅像が展示されています。展示方法は従来の展示場でありがちなガラス張りではなく、一切仕切りのない同空間でしかも間近で見ることのできる迫力の展示方法に変わっていました。ところでこの阿修羅像、見れば見るほど確かにイケメンです。阿修羅は本来仏法を守護する八部衆の一人という性格上、相手を威嚇するような形相なのが普通ですが、そうした意味合いからは程遠い穏やかな表情です。しかしながら何か悲しみ、笑み、苦悩、喜びとも見えるこの含みを持った表情は何なんだろうと考えながら眺めていました。作者の意図は自分自身の内面と向き合って無心になれば、あなたの内面を阿修羅が映し出してくれるんですよと言っている気がしました。もしお客様もまだ行かれていないようでしたら是非行ってみてください。