残念な宿泊となりました。
宿泊費は1人20,000円＋あんこう鍋5,000円追加で計25,000円。
チェックイン時に渡されたのは古い木製キーホルダー。1本のみでスペアキーの用意はないとのこと。
部屋は広くリニューアルしてあるので綺麗ではあるが中途半端感が否めない。電源、照明スイッチにも工夫が足りない。入口ドアは古く開閉のたびにきしみ音がうるさい。小型の卓上加湿器では部屋の湿度は上がらず機能不足。タオルや浴衣もチープ。
テレビリモコンにカバーが付いているがベタベタしていて気持ち悪い。

お風呂は浴場に入るとかなり強烈な塩素臭。ドライヤーはパワー不足の小さなものが一台だけしかない。二人同時に使用不可。体重計もない。脱衣籠もむき出し。温泉に入って肌が荒れるとは思わなかった。私も家内も手がガサガサになった。山肌しか見えない景観にもがっかり。

期待していたお料理は悲しくなるほどの内容。昭和の格安社員旅行のようなお粗末さ。個室に入ると前菜からサラダ、刺身まで並べてあり驚いたのは茶碗蒸しもぬるくなって置いてある。
刺身も酷い。スーパー刺盛り程度。
煮物も椀物も何故かとてもぬるい。天ぷらは油がギトギト。油を吸ってしまい気持ち悪い。
あんこう鍋を追加したがこれも大誤算。鮟肝すらつかないなんて。出汁にあん肝が溶かしてあるようだか、旨味感は出ていなく普通の寄せ鍋にあんこうの切り身が入っているだけの質素な鍋。これが１万円とは。
茨城県は美味しい豚や牛もあるのに肉料理と言えるものは一品もない。
創作性もセンスも乏しく食器も古い。
更にがっかりなのは朝食。
茨城県名産の納豆は多くの宿泊客が期待している。しかしながら発祥と本社が秋田県にある会社(茨城工場はある)のカップ入のおはよ○納豆(全国のスーバーにある)
地元に美味しい納豆はいろいろあるのにコスト削減優先なのか。
冷めた塩鮭と既製品の漬物(桜漬、かっぱ漬など)地場野菜のお新香とかはなし。味噌汁もほんの少しのわかめと豆腐。涸沼名産のシジミなど出てくる筈もなく。コーヒーは劇的な不味さ。酸とえぐみが立っていて、昔ながらの大量ドリップコーヒーマシンを使っているか、ひと口のんでやめた。
経営を続けるためのコスト削減は致し方ない。手間と工夫は減らしてはならない。
この設備で日帰り入浴が1,500円。

評価

• 総合1
• サービス3
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂1
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2023年02月