夫婦でお世話になりました。当日の朝に予約を入れました。「お料理上手のお友達の家に遊びに行かせてもらったような」ペンションです。扉を開けると小さなレストランでした。その上に部屋があります。掃除の行き届いたロフト、一つ一つこだわりの見える家具、メルヘンチックなカーテンにクッション、どれも素敵でした。洗面所とトイレは共同ですが、その分便座を拭くアルコールがあったり、心遣いが感じられます。

遅めの時間にお風呂に行きましたが、足拭きマットやお風呂のお湯、髪の毛がそのままになっていました、「お友達の家に遊びに行かせてもらった」と思って使ったあとは片付けておくとお互い気持ちよくいられると思います。

お料理はどれもこれも感動的でした。とろとろと形がなくなるまで煮込まれた野菜や、大きくふんわり柔らかいムール貝がこの料理にかけられた手間を物語っています。日本人の好みに合わせられた繊細なドイツ料理でした。後で知ったことですが、連泊した場合はお料理を変えて下さる場合もあるそうで、ただでさえ大変そうな手間が２倍になることを考えると頭が下がります。ご家族で経営されているような雰囲気でした。ドイツビールも普段見慣れない、しかし個性豊かなものがそろっていました。食事後や朝にもビールを楽しむことができるそうです、次はチャレンジしたいものです。


海が見える明るい窓を眺めながら、自家製のパンを頂く幸せも格別でした。不運にして夕食の時間に間に合わなくても、この朝食を頂くだけでここに来る価値があります。機械でパンをこねているとご主人はおっしゃっていましたが、あんなに外がカリッっと中がふわっとさせるためには焼き加減にも秘訣がきっとあるに違いありません。夏がきっと素敵でしょうが、季節問わず楽しめるペンションとめぐり合えてラッキーでした。


2010.11.14 追記
何もおっしゃらなかったので分かりませんでしたが、どうやら部屋をアップグレードしていただいていたようです。ありがとうございました。ロフト風山小屋、素敵でした。でもほかのお部屋もそれぞれに個性があり泊まってみたいなぁと思いました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2010年11月