お客様のご要望に応えきれず残念に思います。またご不快な思いをされたことにお詫び申し上げます。
　さて、ご宿泊当日のオペレーションをスタッフに確認いたしました。まずご利用の日１月２４日は稀に見る寒波が今治上空にありかなりの冷え込んだ夜でございました。通常ホテルロビー及びレストラン内は空調を２３から２４度に設定いたしております。
　配膳スタッフは、まずお客様の夕食をレストランボックス席にご用意いたしました。お客様をご案内をすると
『寒い。こんなトコで食事できない』と申されました。ボックス席はロビー側に設置されており、チェックイン等のお客様がいらしてロビーの自動ドアがある程度の時間開きっぱなしになりますと、外の寒い空気が入ってきてそれをお客様が寒く感じてしまうんだろうと思い、レストラン奥のカウンター席に再度ご案内しようとしたところ『カウンターは嫌だ。１時間もすると温かくなるだろうから、温かくなったら呼んでくれ』との旨を仰られ、フロント係にも『温まったら電話しろ』と言い残されました。１時間後だとしても、他のお客様の通過等により自動ドア開き、冷たい風が入ってしまうことを危惧し２F宴会場でご案内することにしました。
　次に２F宴会場へ案内の後、配膳係が『お飲物どうされますか？』とお伺い致しました時『この寒いのに飲み物を飲めと言うのか。バカヤロー（数回）』と怒鳴られましたので、配膳係は少しでも体感温度をあげていただこうと、通常は上向きの風向の空調をやや下にしました。同時に釜めしの炎が空調の風に影響されてないかの確認をしたんですが、おそらく風向きにむらがあったのか、または釜の位置が確認した時と比べ移動したのか、そこまでの原因は分かりかねますが炎が風に流され生煮えになったものと思われます。
　お客様が『料理人を呼べ！」と仰られ、調理部が宴会場へお邪魔させていただいた時『こんなものを出すのか！こんな（これらの）料理はいらん』と仰られましたので、調理部のスタッフは、まず釜めしの生煮えの原因から説明をさせていただこうと言葉を交わしましたが、あまりにお客様がご立腹でございましたので、『直ぐに炊き直してお持ちいたします。』と最後に回答いたしました。お客様が『もういらん』と言葉を残され宴会場から退出されましたが、炊き直した釜飯をお部屋まで運ばせていただきました。お部屋に運んだ時「いらない」と仰られましたので、お客様からの言葉を尊重し、もう一度お持ちすることはなく、廃棄処分いたしました。
　これが当日の流れと聞いております。お客様のご要望やご期待に添えず残念に思いますとともに、ご不快思われた事に対して重ねてお詫び申し上げます。

支配人　菊川堅吾

※当日レストラン２Fフロアをご利用だった皆様へ
数回にわたる怒鳴り声や、罵声とももれる声が館内を流れました。ごゆっくりな空間を提供することができず重ねて皆様にお詫び申し上げます。　菊川堅吾