10月初旬に一泊しました。
建物はそれ相応に古め。全体的に風情があり良い雰囲気でした。一点不満を述べると、トイレのドアが開けっ放しで場所によっては匂いが気になりました。
部屋は普通の和室。季節柄カメムシが多いのは織り込み済みでしたが、それより朝晩の寒さが想像以上でかなり堪えました。11月からは暖房（ストーブ）が入るのだと思いますが、10月も必要に応じて暖房を出して欲しいです。

お風呂は内風呂も露天も良かったです。源泉掛け流しで飲泉もできますし、さすが「秘湯を守る会」の宿だと感心です。ただ日中は日帰り入浴のお客が多く、静かな山奥の宿なのに少々落ち着かなかったです。
露天は10月初旬で少々ぬるめでした。この時期なら長湯できるのでちょうど良いと感じましたが、母屋からいったん外に出なきゃないですし、真冬は少々寒さを感じるかもしれません。

食事は山のもの中心で、それこそ食べきれないボリューム。それでも美味しくて頑張って完食しました。
今回はきりたんぽ鍋が付くプランにしましたが、きりたんぽ鍋は秋田ならどこでも食べられるので、せっかくだし熊鍋にすれば良かったと今更ながら後悔。また伺うことがあれば熊鍋をいただきたいと思います。

総じて満足度が高く、また行きたいと思うお宿でした。
ホテルや高級旅館のようなホスピタリティは望めませんが、素晴らしい自然・お湯・食事をいただくことができます。そう言った面を重視される方なら、一度は行って損はないお宿だと思います。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年10月