男の一人旅という視点では素晴らしい宿といえる。
恐らく、この宿は出張サラリーマンなどをターゲットに作られており、基本男性オンリーである。その男性が満足できるポイントがかなり追及されており、それが顕著に見えるのが、『使い捨てボディタオル』である。汗をかき、疲れきった体をさっぱりとしたいという、欲望にしっかりと答えている。またフロントでは、酒とつまみを販売している。男としてはありがたい。
欠点としては、男性客をメインとしているためか、女性用の風呂が別に作られていない。週末は一つの大浴場を時間を分けて入ることになるので、男性としては、汗をさっさと流したくてもできず女性としては、遅く到着すると入れないということになる。
アウトバスの部屋は、かなり独特で、トイレが壁で仕切られていない。カーテンはあるが、透けて見えるのだ。男一人旅では、別に気にしないと思うが、女性視点では驚きの作りだろう。そこが気にならないのなら、ベッドは大きく、部屋も余裕がある作りだから、この6000円弱の値段設定では破格の快適さである。
朝食は、結構こだわりがみられる。牛タンスープ、スモークチキンのマリネ、チャプチェ・・・一般的なホテルでは見られないメニューが並ぶ。女性客を意識した献立は男性としてもおいしく、ありがたい。
ともあれ、客を選ぶ作りであることは間違いないので、しっかりと調べたうえで止まってほしい。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2020年10月