とにかく食事のレベルが低く残念でした。
まず夕食で、男性スタッフが日本酒を机にこぼしたものの、ごめんなさいの一言のみで、拭きもされず私の机はびしゃびしゃのままでした。仕方なく自分のお手拭きで拭いたものの、その後自分のお手拭きは使い物になりませんでした。もちろん、こぼした分のお酒は飲めないまま終わりました。
その後、留肴では髪の毛が入ったお皿を提供され、最後のお食事では、連れの皿には載っていた昆布が自分の皿にはありませんでした。味が自分に合わないことはもちろんあるとは思いますが、それは向き不向き、しかしここはまずそのレベルに達してすらいないと思いました。まず基本のサービスが全くなっていないように感じます。同じくらいの価格帯の旅館はもちろん、もっとお安い旅館でも当たり前にできるレベルのことが何一つできていないように感じショックでした。
そしてこれは個人的な疑問なのですが水菓子での杏仁豆腐が二層に分離していたのはわざとなのでしょうか。わざとの割には何にも生きていないやり方だと感じます。杏仁豆腐を作る際の初心者がやりがちな冷やしの工程をしっかり入れていないことによる生クリームとの分離に見え、家庭でもできるレベルのことができていないことも不思議でした。
吉池といえば、御徒町で海鮮だけではなく美味しい食べ物を売ってくれるお店という印象であり、食事を期待していただけで本当に残念でした。
お部屋もお茶はティーバッグで入れるタイプのもので、風情はゼロ。お風呂は化粧水などは一切ありませんでした。小さな工夫で満足度がグッと上がるのになんだか全てが勿体無いと感じました。
ただお庭はとにかく綺麗でした。
私の宿泊費はこのサービスでどこに消えたのだろうと考えると、やはりお庭なのかなと思わせるほどにお庭は手入れが行き届いており綺麗でした。
ここは岩崎彌太郎が残したお庭のみで、持っている旅館なのだなぁと感じます。

評価

• 総合1
• サービス2
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ1
• 風呂2
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年06月