入り口がやや分かりづらい場所なので注意が必要ですが、小道を左に曲がると左手にエントランスがあります。駐車場はぱっと見多くは無いのですが、奥に廃業したホテルがあり大きな空間があります。（廃墟好きにはたまらない場所が沢山ありました）

　中に入ると古民家風情の広いロビーがあり、お茶とお茶菓子をいただきました。いろりには鉄瓶と炭火。井上靖ゆかりのホテルですので、写真やら小説なども置いてあります。

　お部屋は増築を繰り返したホテルだけあって迷路状態ですが、それがまた風情があります。足の悪い方は予約時にできるだけ段差の無い部屋をお願いするといいと思います。廊下にはちょっとした民芸品や絵などが飾られており、お花も全て生花でした。あちこち見ましたが、埃一つありません。（隅々まで探し回れば別でしょうが）

帰りがけに女将さんとお話をしましたが、相当気配りされているのではないかと思います。

食事は相当なボリュームがあり、年配の方は食べきるのが無理だと思いますが、わさびづくしのメニューはどれも美味しく、野菜が苦手な息子でもぺろりと平らげていました。わさびバターのパンに、バジルではなくわさびのペペロンチーノ。わさび寿司に握り。お鍋やお魚にもたっぷりの生わさびは、つんと鼻にきてもどぎつくありません。

　川のせせらぎをききながらぐっすりと休息をとることができました。価格以上の価値を個人的には感じましたので、次回は両親も案内したいと感じたお宿です。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2015年05月