最初に言うが、このホテルはいいホテルなんだよ。
国際観光都市富山の駅ビルにあるホテルで立地はいいし、地元有名企業の運営だし、朝食も地元の料理が味わえるし、それでいて値段も抑えられているし。
去年までは5点をつけていたと思う。

さて、ホテルサービスの基本とは何だろう？
フロントスタッフ？部屋とか風呂とか？レストラン？
それももちろん重要だけど、一番重要なのは、部屋が綺麗かどうかじゃないだろうか。

今回、汚かったわけじゃない。十分綺麗だった。
リニューアルした上層階プランだったし、掃除もされていたし、ベッドメイクも普通だった。

問題の発端は、お茶の受け皿が少し欠けていたこと。
いや、支障があるレベルじゃない。裏側の部分だしね。でも、これって気づかないのかな？と疑問を持った。

その上で、風呂に入った時だ。
広くて綺麗でバスクリンも1錠置いてあっていい。ナイロンのボディタオルも置かれている。これはこのホテルのアメニティ面で工夫されている点だ。評価対象だ。

ただ、洗濯ひもに前の人が使って乾かしていたであろう、ごわごわのボディタオルが引っ掛かっていたのにはビックリした。
先端の金具に引っ掛かったまま、ひも自体は外れていて、シャワーカーテンの陰に隠れてプランプランとしていた。最初は気づかなかったが、さてシャワーを浴びようかとシャワーカーテンを閉めた時に気付いた。

これは掃除スタッフの責任？　まあ、直接的にはそうだろう。でも、間接的にはどうだろう？
掃除スタッフはホテルの一番重要な部分の仕事をしているスタッフだ、という意識を、掃除スタッフはもちろん、ホテル全体が持っているのだろうか？　いや、持っていてほしいのだ。いいホテルには。
もちろん、そんなホテルは少ないのかもしれないが、部屋はホテルの本質なのだ。特にお風呂は大事だと思う。
アンケートに一切書かずにここに書くのはそんな思いもあるのだ。

毎年1回利用して今年は3回目になるが、今後の継続利用を再考させられる点であった。そろそろこのホテルを卒業する時期なのだろうか。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人

宿泊年月

2017年02月