年末の旅行でお世話になりました。小松空港から旅館まで、実に５時間程かかりました。特に和倉温泉から九十九湾小木駅までののと鉄道での２時間、雪の舞う果てしなく続く田舎の風景を眺めながら、日頃の喧噪をすっかり忘れることが出来ました。
旅館についてすぐの甘酒でのおもてなし、冷えた体には嬉しかったのですが、実は二人とも甘酒が苦手で申し訳ないことに飲むことが出来ませんでした。お部屋に通して頂いてからはすぐにお風呂へ。確かに温泉ではないにしろ、きれいに手入れされたお風呂は程よく広く、何よりその眺望の良さ（九十九湾を大パノラマで見ることが出来ます！）に大満足でした。その晩の料理も食べきれない程の海の幸に感激！ただ、焼きカキを頂いたのですが、元々広島出身の私は食べなれていましたが、一緒に行った彼は殻を持て余していましたので、他の方はお店の方がちょっと手伝ってあげた方がいいのではないかなと思いました。翌朝の朝食も、眼下に九十九湾を眺めながら、またすばらしい海の幸を堪能。その後はまた、もう一度大浴場へ。昨日男性用だったお風呂と変っており、若干狭いながらもきれいに手入れされたお風呂でたいへん気持ちよかったです。
古いながらもよく手の行き届いた、落ち着いた心安らぐ旅館でした。もしも、可能であれば、個室についているお風呂とトイレがもう少し明るくきれいになれば・・とワガママです。