場所は、地図で見た感じ以上に駅に近く、便利な場所でした。ただ、驚いたことにロビーの電気が消えているので、「本当にここやってるのか？」といきなり不安になりました。看板もカタカナで「サキカ」でなく「真華 SAKIKA」と漢字と英語で書いてあるので気をつけないと見落とします。あと、正面玄関のように見えるのは通用口だそうで、入り口は左脇から回り込んだところにあります。

ここは、チェックイン時に本館に客を呼びつける宿だとの書き込みがありましたが、私の前にいたお客さんは、評判どおり本館に呼び出されていました。が、私はそのままロビーで待つよう言われました。呼び出しの有無は人によって違うようです。領収書は、黙っていたらくれませんでした…　チェックアウト時も無人なので、みんなロビーのテーブルに鍵を放置して勝手に出て行きます（おいおい）　連泊される方は鍵は持ったまま出るべきでしょう。

部屋は、普通の洋間でした。電気のスイッチがドアから遠いのでちょっと点けにくいのと、唯一の窓を開けたら廊下だったので缶詰状態でしたが、値段を考えればこんなものかと。個別空調は快適です。ちょっと汚いですが大きな冷蔵庫もあります。ただ、説明にカミソリ有りとなっていたのにありませんでした。あと、連泊したのですが、浴衣は取り替えてありましたがベッドのシーツは前日のまま取り替えてありませんでした。ちなみに、部屋の時計は１０分くらい遅れているのでアラームをご利用の方はご注意を。

大浴場は広くて快適です。温泉なのかどうかは定かではありませんが、空いていて２晩とも貸切状態でした。欠点といえば、シャワーが押しっぱなしにしていないとすぐ止まるところくらいでしょうか。

あと、レンタサイクル付きプランを申し込んでいたのですが、本館のフロントに行って３千円預けて借りるようにと言われて止めてしまいました。借りっ放しで返さない人が多いからだそうで、自転車を返したときにお金は返してくれるそうなのですが、なんとなく萎えました…

全体として、ビジネスホテルというより合宿所のような雰囲気でした。さすが、セルフうどんの街高松、ホテルもセルフなのか…　と、妙な感想を抱いた宿でした。