５月８日に母娘で離れ椿の部屋に宿泊させて頂きました。駐車場に着くと宿の方がすぐ出迎えに現れて、手荷物を部屋まで運んで下さいました。案内された部屋に入ると大きなガラス張りの向こうには自然の中に溶け込んだ露天風呂が、贅沢な気分に！今まで温泉宿では宿泊してもせいぜい２回しか入らなかった二人ですが、５回も入ってしまいました。お陰でお肌はつるつる、母は長年諦めていた正座が風呂の中で出来たことに大喜び！足の弱い母にきずいた宿の方が、ひとつだけある掘り炬燵の食事部屋を用意して下さいました。夕食は郷土の季節ものをうまく取り入れた京風懐石。器・食材・味・量とどれをとっても手抜きしていない。部屋に戻ったら、囲炉裏に火が入っていて夜食のお餅を頂けるように準備されていました。プライバシーが保たれており、耳に入ってくるのは一晩中流れ出る露天風呂の湯の音と鳥の声だけ。翌朝、帰り際に私たちが花好きと知った宿の方が裏山に咲いていたアザミの花をお土産に持たせて下さいました。この夏には、足湯を楽しめる朝食用テラスも完成するそうでますます魅力のある宿になりそうです。霧島にもこんないい宿があるのですね。