ネットで予約した宿で、初めて当たり！と、家内と喜びました。関東周辺では見られない人情味を従業員全体に感じました。食事の量は我々の年齢では、食べきれないくらいでした。地元の食材がおいしかった（キノコ・山菜・牛肉など）。慣れない短歌を２首投稿してきました。
宿も良かったけれど、歩いて５分くらい、「山ノ茶屋葵」の妙見寺蕎麦（大根のかつらむき・山芋・海苔を千切りにしてこんもり盛り上げた冷たい蕎麦）や、馬喰鍋（鶏肉・野菜・キノコ・こんにゃく・里芋）のだし汁は絶妙の塩加減で、それぞれ大変おいしい。嵐山光三郎さんの色紙に誉めてあったのが頷けました。その昔、吉永小百合さんも見えた由。
従って、宿の朝夕食と、葵の昼食で、食生活は満ち足りました。７年ぶり２度目の蔵王へ来た目的の一つ。前回泊まったペンションのプーちゃん（ラブラドール・雌・８歳）に再会しました。前は、まだ１歳前の少女だったのに、今は殆ど寝ているおばあちゃんでした。でも、憶えいてくれてさかんにしっぽを振り、顔をなめに来ました。奥さんも、憶えているのね、と感慨深げでした。わかまつやさんの事ばかりではなくて申し訳ないけど、楽しい２泊３日を過ごせて満足しました。　　河村紘一