１０月、家族３人で伊勢参りの旅です。

家内の要望で新鮮な魚介を堪能したいとのことで、当施設を利用しました。
施設から「昼食は軽めに済ませてきてください」とのお電話を頂きましたが、なるほどその通り、どれも趣向を凝らした料理の数々に加え、女将さんから料理の追加もいただき、十分堪能しました。翌日の朝食も実に手の込んだ素晴らしい料理でした。
夕食時の料理長の見事な包丁捌きや、女将さんの息子さんの日舞披露など、都会風のホテルとはまた違った趣で、女将さんが描く「日本の旅館のおもてなし」のコンセプトを実感しました。
施設は確かに新しくはありませんが、できる限り気持ちよく泊まることが出来るよう、枕もとの冷水筒、化粧鏡、タオル掛けに至るまで、本当に細部に気を配った工夫がそこかしこに見られ、まるで宝探しのように、見つけるたびに楽しくなってしまいました。
ただ、一つだけ、お部屋のウォークインクローゼットの鴨居が低く、夫婦で頭をしこたまぶつけてしまいました。デザイン優先なんでしょうけど、私の頭にも「たんこぶ」がデザインされました（笑）。

「料理旅館」の面白みを知らない若い世代に、ぜひ泊っていただきたい旅館の一つです。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地2
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂2
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年10月