街に近いことに加え、「ウリ」である広い部屋、バストイレセパレート、自慢の風呂に期待しました。
近くに飲食店なども多数あって便利です。花見小路は景観保存されて雰囲気も良かったのですが、当日は過半数の欧米人を含む多くの外国の方で一杯でした。
部屋は、壁や天井の造りが凝っており、部屋の入口でスリッパに履きかえるため、じかに座っても抵抗が少ないこと、アメニティや茶の種類が多いなど評価できる点もありますが、残念なことが多かったのです。
最大の点は、デラックスツインの「ウリ」であるジャグジーの故障です。どうしても動かないのでフロントに電話すると「強くボタンを押してみると動くかも。それでダメならしょうがないですね」とのこと。「クチコミでも指摘されていたのに直されていないのか」との問いには「その部屋の指摘はなく点検もしている」と。「調節ダイヤルも動かないが」と言うと「動かないのは他の部屋にもあります」などと続き、やっと「サウナ付きの部屋なら変更できます」との回答でした。この故障は長期間放置されている感触でした。
「ウリ」のバストイレセパレートといっても、洗い場付きの風呂の脱衣室に洗面台があり、その脇に便器が並んでいる状態でした。（確かにセパレート！）ただしその便器は、便座は温まるものの「温水」にしても水のままでした。タオルを掛けたり置いたりするところが一つもありません。
洗面台に飲料用の小さな蛇口が付いています。メインの水質が悪いのか気になりますが、なぜか朝には出なくなりました。

幻滅したのは、床置きエアコンの前カバーです。外れ止めに雑に重ね貼りしたガムテープがちぎれ、ずれ落ちたカバーが倒れないようにソファの背で支えられていました。その前には脚がぐらつくテーブルがありました。書いたり化粧をしたりするテーブルやイス、照明などがないため不便でした。そして衣服の収納には、コート掛け１基にハンガーが２本あるだけでした。（ツインだから？）
冷蔵庫は造り付け棚の中に入れられているため、棚の扉を開けると冷蔵庫の周囲に熱気が充満していました。
部屋は広く、凝った部分もあるものの、実用性に欠け、管理が不十分で残念でした。ロビーのロールスロイスにふさわしくしてほしいと思いました。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地4
• 部屋1
• 設備・アメニティ2
• 風呂-
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年06月