暑い夏の連休に、避暑と温泉目的でお邪魔しました。
場所もわかりやすく迷わず辿り着けました。
外観や雰囲気はとてもアットホームですがセキュリティはしっかりしていてWi-Fiも繋がり、旅に求める快適さがちゃんと備わっていたのはとても有り難かったです。
車ですぐ行ける距離に温泉街があるので到着すぐのお風呂はそちらに出向きましたが、お宿のお風呂(浴槽)も源泉かけ流しとのことで朝に利用させていただきました。家庭のより倍ほど広い浴室と足が伸ばせる木枠の湯船、日本三大美人の湯 龍神温泉の名の通り、肌がトゥルンとするお湯。贅沢でした。
お食事で楽しみにしていたのが、口コミにも多く登場していた３日かけて煮込まれた女将さんの青梅の煮梅。甘さがほどよくスッキリしていて梅の味が感じられ、とても美味しかったです。ゆべしも手作りとお聞きして、それまでゆべしは正直苦手でしたが、こんな美味しいゆべしを食べたのは初めてでした。煮物も素材の味を活かした控えめな味付けですし、鮎の塩焼きも頭以外は骨ごと食べられる丁度良い大きさで、(朝食の鮎の一夜干しは頭から全部食べられました)他にも語り尽くせないほど全てが美味しくて、
お金をかけて高級食材をたべるのも確かに贅沢ですが、こちらでは手間をいただいてるという本質の贅沢を感じました。
生活圏ではまず聞かれないひぐらしの鳴き声や、すぐ近くの川にかかる吊り橋の上で川風に吹かれる心地良さ、夜は川の音をBGMに眠るという環境にも癒やされました。
湯治という言葉がありますが、こちらのお宿に長期滞在できるなら、身体の外からも中からも綺麗になれそうです。
時間とお金が許せばそんな自己投資もしたいくらいのお宿でした。
また他の季節にもぜひ訪れたいお宿です。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2021年07月