風光明媚なところにある、鄙びた温泉宿といった雰囲気な感じで良い意味で昭和チックな旅館でした。

日本家屋なために身体障害者や歩くのがやっとという高齢者には不向きな作りです。
階段も急だし、上がり口には当たり前ですが高い段差もあります。

お風呂はぬるっとした感じのお風呂で、浴室の内装は平凡な造りでこれと言って際立ったものはありません。それだけに温泉そのものへのこだわりはかなり強いものを感じました。

チェックアウト時に高次脳機能障害がある私は周囲への注意力や空間認知能力が低いので、ついつい気を抜いた行動をすると手近にあるものをその認識不足や感覚障害が影響して力任せに行動をして破壊することがあるんです。
今回も背中に可成り出っ張った大きな登山用リュックをしょっておきながらその後ろに合った靴箱への配慮が出来なくて、靴箱のヘリにリュックが引っ掛かっていることに気づかないで立ち上がる際に力任せに立ち上がって強引にこじ開けた格好になり、結果的に靴箱のヘリを完全に破壊してしまいました。
弁償を申し出たのですが、構わないといって呉れました。明らかに私の過失でかなり被害金額が発生するようなものだと思うのですが厚意に甘えました。

食事はしませんでしたが、氷を頼みました。
すると氷を無料で提供して呉れました。

朝方何気に部屋のカーテンを開けて景色を見たらば結構な絶景でした。
お部屋が川に面している側だったからこその朝のご馳走と言えました。

さて、これだけさんざっぱら世話になっておきながら、一つだけ気になった事がありました。

それは喫煙所です。

かくいう私は嫌煙家ではなく、嫌煙家の天敵であるヘビースモーカーです。
だから喫煙所を設けてくれているのは非常にありがたいのですが、その場所が問題です。

渡り廊下にあるのですが、そこは浴室と宿泊施設の唯一の通路になっています。

もし、ここに嫌煙家が喫煙者がいるところを往来したら折角の湯心地を台無しにして苛烈な評価をつけることになるでしょう。

それならまだ、玄関わきの外にでも喫煙所を設けていた方がましなようにも感じました。

個人的には喫煙者に不便を強いても嫌煙家が普通に往来していて目につきにくいところに喫煙所を設けてもらいたいなと思いました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2020年02月