口コミを見て、ちょっと覚悟して行った方が良いかなと思っていましたが、そんな問題ありありの宿には感じませんでした。
そりゃ5つ星、4つ星とか、大手経営の高級リゾートなどとは比べられませんが、地元のスタッフが、自分たちでできる精一杯のもてなしをしている姿が印象的で、全体としては十分満足でした。

夕食は、飲み放題＋甘えび食べ放題のバイキング。甘えびは無くなってもすぐに補充してもらえて、甘えび三昧でした。泊まった日はちょうど秋の恒例の餅つき大会もありました。ステージでスタッフが最初について、途中からは宿泊者による餅つき体験もあり、しばし盛り上がりました。料理は味付けも問題なく美味しかったです。特に野菜系の料理はお勧め。飲み放題も冷えたグラスでの生ビールをついつい何杯も飲んじゃいました。

お風呂は、内湯と露天風呂が一体化しておらず、一度着替えて廊下に出ないと行けないのが難点でした。露天風呂にもシャワー付きの洗い場はあるので、結局、露天風呂だけですませてしまい、内湯は入りませんでした。露天風呂はまさぐればコケなどもありましたが、床がびっしりヌルヌルなどという問題はなく、自然の中の一般的な露天風呂としては上等な部類と感じました。ただ照明が少々暗くて、足元を注意しないと危ない感じではありました。

廊下の照明が点いてなくて真っ暗だったという口コミを読みましたが、それは時として、ありそうでした。私が着いたとき、たまたま従業員さんが慌てて照明を点けに走っていました。すでに奥の部屋から歩いて来る方もいる中、「すみません。暗かったでしょう」と申し訳なさそうにしていましたよ。従業員さんが少なくて、忙しい中手が回らないこともあるのだと思います。

規模や作りは、結婚式などもできるようなホテルですが、それをイメージするよりも、田舎の民宿の大きいのぐらいに思って宿泊すると、それなりに満足できるように思います。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2017年10月