この度は当館をご利用いただけましたこと、誠にありがとうございました。さて、ご意見をお伺いし、大変残念な結果となりましたこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
まず、灯油切れで寒い夜をお過ごしいただかなければならなかったこと、申し訳ございませんでした。奥日光は首都圏の気温－１０度が通常の気温でございます。梅雨の肌寒さも手伝い、体感気温はもっと下回っていたかと存じます。奥日光で生活しているスタッフはいつものことと感じる気温でも、お越しいただくお客様がどこにお住いの皆様なのか。日頃、お客様を注意深く観察するよう指導しておりますが、観察とはこうしたことも含め、お客様の身に置き換えて考える、感じるということでございます。あらためて、今回のお話をお伺いし、スタッフ教育の難しさを痛感しております。
また、シャワーの温度が水に近いとのご指摘。これは明らかにオペレーションミスでございます。冬の零下でも耐えられるようボイラーは２基作動させます。初夏といえども、奥日光は春まだ浅い時期の気温になることがございます。こうした日は、冬場と同じくボイラーを２基稼働させ、設定温度を低くすれば、お客様には快適なシャワーをご提供することが可能です。恐らく光熱費を鑑み、スタッフがボイラー１基で作動させていたのだろうと推測いたします。これも従業員教育の至らなさ。幹部の責任であると猛省しております。お客様あっての宿であることを今一度確認いたしたく存じます。
お客様の口コミは、従業員も必ずチェックしておりますので、生のお声をお伺いすることにより、品質改善につなげることができればと願います。
●この場をお借りして全従業員に伝えたく思います。お客様第一とは、お客様のために何をするべきか、お客様が今どのような状況にあるのか、常に意識し、都度、最善を見つけることです。もっとスマートなサービス方法があったのでは、常に意識し、考え、作業ではなく、プロとしての「仕事」をしてほしいと願います。経費を考えるのであれば裏導線。作業をしていない場所の電気はついていませんか？従業員用化粧室の電気を消し忘れていませんか？今一度、スタッフ全員でみなおしましょう！首都圏からここまでどれ位の時間と交通費をかけてお越しになられているか、感じたことはありますか？以上です。