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日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林 クチコミ・感想・情報

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日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林のクチコミ・お客さまの声

総合評価
  • 4.10
  • アンケート件数:1064件
評価内訳
項目別の評価
  • サービス3.93
  • 立地4.26
  • 部屋3.78
  • 設備・アメニティ3.65
  • 風呂4.55
  • 食事4.03

サービス5

2人中2人の方が参考になったと投票しています。

air_seekerさんの 日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林 のクチコミ

air_seekerさん [40代/男性] 2018-05-28 10:56:03

急に時間ができて、当日深夜に急遽予約。心配だったがちゃんと予約されていた。
奥日光の静かな場所。観光地としては驚くほど寂れていたが、逆に人が少なくていい。
建物はとても古く、到着して見た目の失敗感満載だったが、最初の接客の印象がよい。チェックインの説明も的確・丁寧。全体の古さと部屋の古さを補うほどのマネージャーの見事な対応。
接客の良さはマネージャだけでなく、食事時の給仕の方のていねいさ、マッサージの方のさりげない立ち話し、コーヒーを入れてくれた方の対応、そして廊下をすれ違うすべての従業員の方の大きな声での挨拶など、従業員全員からおもてなしの気持ちが感じられて心地よかった。
部屋は広く、バブル期にはかなり高級だったリゾートとわかるが、調度品も設備ももはや古く厳しい。廊下やあちこちに配置された石油ストーブやファンヒーターもホテルとしては正直痛々しい。中庭など大きな廊下の窓から丸見えの部分が朽ちるまま放置。足を踏み入れたときにごく一部でもポイントを押さえた宿としての見せ場はほしいところ。
ピカピカにされたカランなどツボを押さえた清掃で不潔さは感じないが、部屋の電球が昼白色と電球色が混ざっていたり、ファシリティには気遣いは薄い。
食事は豪華なわけではないが、地のものを組み合わせてよく工夫されていて満足できた。朝食はさらによい。宿代を考えると本当に良心的な内容だった。何より客の箸の進め具合を見ながら細やかに対応しようとする給仕の方々が暖かく、料理の味を3割増しにしていたと思う。
お風呂は、林越に向かいのホテルから丸見えなほど露天の開放感があって気持ちいい。
そしてなんと言ってもトゥルトゥルの白濁の硫黄泉の泉質の良さはすばらしい。天気のよい翌朝に入った露天は格別で記憶に残る。
建物が老朽化しているホテルや旅館は、おおむねその従業員の意識も老朽化していて、両方の意味で心地よくない。でも、このホテルはそうではなかった。
夜忘れ物を取りにクルマに行くため下駄箱に行ったが、ビシッとキレイに並べられた靴すべてにていねいに手書きされた名札がひとつひとつきちんと付けられていた。
宿は人なんだな、と改めて感じて勉強になった。
普段旅館に厳しい私がいろいろ褒めるので妻に珍しいと笑われた。

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評価
  • 総合5
  • サービス5
  • 立地3
  • 部屋2
  • 設備・アメニティ2
  • 風呂5
  • 食事4
旅行の目的
レジャー
同伴者
家族
宿泊年月
2018年04月
日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林 2018-06-14 09:46:53

この度は「保養」と「自然」の当館をご利用いただけましたこと、まず持って御礼申し上げます。
お話をお伺いしておりまして、ホテルサービスに携わる会員様では・・・と感じております。

私は、東京・恵比寿にある外資系シティホテルで育った者です。
私見で恐縮ですが、御三家と呼ばれるホテルやワールドワイドに展開する外資系チェーンホテルのたった1棟のホテルにさえ、100の旅館が束になっても、その先進的なサービスには太刀打ちできないでしょう。ホテルにはプロパティーの設備力に加え、ホテリエたちのホスピタリティスピリッツが備わっています。

星野リゾートの代表を務められる星野様と直接お話をしたことはございませんが、「井の中の蛙大海を知らず」、日本の旅館に危機を感じられ、米国コーネル大学で培ったホテルマネジメントを採り入れられた今日の星野リゾートを築かれているのではと感じます。

さて、当館は、竣工から40年近くを迎える老館です。
東日本大震災を機に、売買契約により、前オーナーから脱サラ組の現オーナーに引き継がれました。
北関東随一と謳われたメゾネットリゾートホテルから、高級宿が実施する付加サービスを全てそぎ落とし、大衆旅館として新たなスタートをきりました。
新体制のオープン当時は、東京電力に電気代を猶予していただいたり、食材業者に支払い期日を遅らせていただいたり、まさに自転車操業であったと聞いております。
今でこそ、毎月末の支払いが滞ることはありませんが、メインバンクからの融資額は莫大であり、売上のほとんどがその借財返済に消えて行きます。
当館がリノベーションを施せない全ての理由がここにございます。

ただ、スタッフの心のリノベーションにお金はかかりません。
難所「いろは坂」を上り、当館にお越しいただくお客様を「思う心」があれば良いはずです。
このお客様を「思う」心を、全てのスタッフに植え付けることが叶えば、宿のソフトの部分だけはシティーのホテリエたちと互角に勝負できる日が来るかもしれません。
そんな日を今は夢見て。
ありがとうございました。

ほのかな宿 樹林 総支配人

ご利用の宿泊プラン
【露天グランプリ2018開催】乳白色の100%かけ流し温泉で目指せ素肌美人!5大特典付●牛しゃぶ会席
ご利用のお部屋
【【樹林棟】洋室(5mの吹き抜け天井・50平米以上)】
air_seekerさん
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