四国旅行の最後の宿泊地として１泊宿泊いたしました。
高知から特急を利用し「大歩危駅」まで迎えに来ていただきました。
実は、３２年前（昭和５７年）にこの地を訪れております。

新婚旅行で、大阪からドライブで四国を回りました。
あいにくその日は激しい雨で、やっと祖谷温泉にたどり着いた思い出があります。
そのため、温泉にはいけず、今回３２年ぶりに入浴することができました。
（家に帰り写真を確認すると、まだケーブルがありませんでした）

建物もずいぶん立派にになり、料理は手はこんでいましたが、決して華美ではなく地元の雰囲気も残した、本当においしいものでした。
夕食後、夜のかずら橋を見学にも連れて行っていただきました。
人のほとんどいない幻想的な雰囲気も良かったです。
お聞きすると、かずら橋の周辺は整備が進み、「秘境」ではなくなっているようです。
夜の雰囲気の方が、私たちの思い出が壊れずにすんだかもしれません。
（私たちが見たかずら橋はもっと小さかったと思います。）

お風呂は約４０度とぬるめですが、その湧泉量はすばらしく、これぞ掛け流しで、浴槽から川へ向かってあふれて落ちていくのを見ながらの入浴はとてもすばらしいです。

唯一難を言えば、やはり階段しかないことです。
屋内のお風呂（これも気持ちよかったです）が１階、お部屋が６階でしたから、入浴後は部屋に帰るのが少し苦痛でした。
全部とは言いませんが、一部でもエレベーターが欲しいところです。

そうそう、部屋の鍵を２ついただけたのは、とても便利でした。
夫婦でお風呂に行っても、待ち合わせをせずに自由に帰れました。
あと、スリッパの目印の部屋番号の入ったピンチもなかなかのアイデアですね。
風呂上がりに、人の履いたスリッパで帰るのはとても嫌ですから。
細かな気遣いのある、すばらしい宿でした。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年09月