JR谷峨駅から路線バスで30分ほどの中川温泉入口バス停からちょっと川のほうへの道を下ったところにあり、路線バスの本数があまり多くないため、谷峨駅との送迎をして頂けて大変助かりました。

館内は赤いカーペット敷きで、信玄公のかくれ湯を意識させる甲冑や剥製などが飾られ武田菱の意匠があちこちにあり、非常に和モダンで趣のあるお宿でした。

3ヶ所ある貸切風呂は21時以降は空いていれば自由に入れるため、夜中は独占ができ非常に贅沢でした。お温は肌がぬるぬるするような感じがあって、とても温泉感がありました。
ただ、大浴場の外にある展望露天風呂の湯船は非常に浅く寝湯のような感じで、寒い時期には体が冷えてしまいとても厳しいものでした。普通の深さが欲しいと感じました。

夕食は、一手間二手間かけられた色々な料理が次々と出され、お品書きを見つつおいしく頂くことができました。ただ、秋鮭津軽焼きはパイ生地の甘さと鮭の生臭さがミスマッチに感じました。一転朝食は少量ずつの小鉢や小皿が並び、オーソドックスな旅館の朝食でした。
食事場所にペーパーナプキンやティッシュがあるとありがたいと思いました。

今回、山側和室6畳「作業音有」の部屋で、わずかではありますがゴオォォォォンとの重低音があり夜中になると少し気になりました。出どころは外の建物横に設置されている大型の室外熱交換器のような機器の動作音でしたが、音については明示されていたので特に問題ありませんでした。

全体的にとてもよい雰囲気で、従業員の皆さんの対応もよく、食事もおいしく、ゆったりのんびりとくつろぐには最適で、機会があれば是非また利用したいお宿だと感じました。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2023年12月