リピートで宿泊しました。

私は基本的に気に入った宿の評価は2度目以降に付けることにしています。最初の感想が本物かどうか確かめるためですが、残念ながらこちらの評価は下げざるを得なくなりました。

お願いした部屋は最上階の7階にある露天風呂付きの「月の間」。リニューアルしたであろう事がすぐに分かるくらい新しい造りでしたが、部屋のそこかしこに“おや？”と思うようなものが...(^_^;) 明らかに施工ミスと思われる箇所が散見され、よほど急いだのか造作が未完成な部分も...。まあこれに関しては建築の専門知識が無ければ気が付かない程のものですが、その背景に宿の経営姿勢が透けて見えたような気がして...
そしてそれが思い違いでなかったことが、部屋の最大の特色である筈の露天風呂が使えない...という形で決定的となってしまいました。
先に利用した「鳥の間」でも、露天風呂の給湯と隣接するシャワーブースのそれが同一のものだった為に、湯槽に給湯しているとシャワーが水になる...という温泉旅館としてはあり得ない設備の貧弱さに驚いたものですが、今回はそれ以上でお湯が全く出ないという事態にビックリ。慌ててフロントに連絡して設備担当の方に来ていただきましたが、床下の配管に異常があるらしく“すぐには復旧できない”と言われて本当にガッカリでした。謝罪と説明に来室した番頭さんの説明では「ここは7階なのでそもそも給湯は弱くなりがち」だそうだが、うちの部屋の並びにある貸しきり露天風呂では十分な湯量のお湯が掛け流し状態で出ていて、なおのことその説明に信憑性が持てなかった。

宿泊料金を減額してもらったが、正直なところそういう話ではない。客に対する姿勢の問題だ。
表面上部屋は小綺麗で洗練された印象だが、その薄っぺらい飾りの下の“本質”の部分の充実が図られない限り、高い評価は得られないと思う。他の方の口コミにも見られた朝食に関する意見も同じ根っこから来るもので、“会津文化の担い手”を標榜するなら、撞きたての餅よりも会津若松の料理に力を入れるべきだし、そもそも時間帯によって料理の充実度が違うなどというのはあり得ない話。

今後の改善と努力を期待します。

評価

• 総合2
• サービス3
• 立地3
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂1
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年07月