安曇野側から急な坂道を登り、そこから下った先にあるためアプローチにやや難がある。周囲は何もなく、熊除けか、入り口にはラジオが吊され夜も流されていた。日中は日帰りの温泉客も出入りしており、ロビーから宿泊部屋への導線が大浴場に向かう導線と一部被っているためやや落ち着かない雰囲気である。
部屋はやや新しく広縁も広いが、窓が拭かれておらず部屋自体も埃っぽい。空気清浄機が置かれているが用をなしていない。外の展望は一部ある。コロナ対策ということで布団は自分で敷くことになっているが、これが地味に疲れる。どうせ清掃で出入りするのだから、何がコロナ対策なのか不明であり、単純に宿の怠慢と思う。恐らく従業員の数が足りていないためであろう。
風呂は広く清潔である。サウナはコロナ対策で利用不可。
夕食は相応の旅館料理であるが、この旅館独自のお焼きが供され、これがなかなかに頂けない味、小麦の塊を食べている印象である。それ以外の料理は良好でありもったいない。また、品書きがない。
ロビー担当の従業員が配膳も行っており、明らかに人手が不足している。飲み物は周囲の客を含め提供が遅れており、実際、私も酒を注文から２０～３０分くらい待っただろうか、有り得ない対応である。厨房から料理人？の怒声が漏れ聞こえてくる始末であった。
朝食は種類多く良好。

総じてサービス面でのマイナスが大きくオススメできない。素泊まりであれば料金によって検討しても良いであろう。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地3
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2022年08月