2泊3日の高野山の1人旅で持明院さんで過ごした時間は奥の院と匹敵するほど静寂で神聖なものでした。 時を経ても変わらない、弘法大師のスピリットがここにはあることを強く感じました。
お坊さまたちのりんとして穏やかな表情とおもてなし、荘厳で歴史を感じる鶴や孔雀の襖絵、静かな中庭、趣のあるお堂での朝6：30から理趣経拝聴することができたこと、数々のややこしい私の質問に快くお応えくださった副住職。（なんと20歳のときに歩き遍路をテントを背負ってやられたとのこと） 朝のお勤めを担当されたさわやかで明るい僧侶の方との短いけれども中身の濃い会話。
心がこもっていて本当においしいと感じられた素晴らしい精進料理の数々。
窓を開ければ素晴らしい庭園。
そして、特筆すべきは門をでてすぐにある「四国八十八箇所霊場のお砂踏み場」。圧倒される数の美しく芸術的な仏像たちのそれぞれの表情が何かを静かに私の心に語りかけてくれました。ご縁を得るとはこういうことなのですね。またよろしくお願いいたします。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年09月