概ね、満足できる滞在だった。客室も快適だし、ベランダも非常に心地良かった。食事は通常のブッフェスタイルと思い、あまり期待していなかったが、朝食券をランチとディナーに振り替えられるシステムがとても便利だった。５泊したため、二人で１０枚となった朝食券は非常に有意義に使うことができた。

多くの点で満足できたのであるが、チェックアウト前夜にちょっとがっかりしたことがあった。それはチェックイン時にさかのぼることなのだが、部屋タイプについてのフロントでの説明不足によるものだった。実はチェックイン時に差額を支払うことにより部屋のタイプをグレードアップする「アップセル」に遭遇。フロントの男性がチェックインの作業が一区切りしたところで、おもむろにグレードアップのご提案。

私たちの部屋は３９㎡のツインだったが、それを一人一泊当たり１５００円支払えば３９㎡にグレードアップできるというものだった。まず、文句その①。１５００円×２名×５泊で、１５０００円の支払いは多額ではないが、それでもグレードアップしても３㎡の違いかということ。それにベッドがハリウッドになるという提案も、普通のツインに比べてそれほど大きな違いではない。

その②。スタンダードの部屋からの景色はそれはそれで素晴らしいものであったが、仮に１５０００円払ってグレードアップすれば、スタンダードの部屋と景色が違って、夕陽が見えますなどとフロントが言えば、おそらく１５０００円でも２００００円でも払っていたと思う。建物の構造上、海に向かって右手側（北側）の建物は夕陽が見えず、左手側（南側）の部屋だと夕陽が見える。重ねて申し上げますが、景色は素晴らしい。でも、「夕陽」の一言があれば差額を払うことになっていたと思うので、客室のアップセルの方法論・言い方に問題があると思った。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2018年02月