素晴らしい接客・サービス、そして何より客室の完璧な防音に感心しました。窓の外の音はもとより廊下の音や配管の騒音を含め、ここまで静かなホテルは生まれて初めてでした。

ただし・・・、
あの朝食は無いでしょう。

コロナ禍でブッフェ形式を取れないのはやむを得ないとして、和食・洋食の中から選んだのは私と娘は和食で妻は洋食。
その和食、減塩を通り越して何しろ味がありませんでした。前日泊まった福井県内のホテルと比べるのは気の毒ですが、品数も寂しいし。とどめはご飯（米）がパッサパサで、これが一流ホテルの朝食かと娘とがっかりしたものです。
品数を補うために、開設されていたミニブッフェに行くと、冷凍っぽい鳥の唐揚げとポテトフライくらいしかありません。食べてみると・・・、やはり見た目の印象と変わらずパッサパサのポテトと共に、こちらも更なるがっかりモノでした。
ちなみに妻の選んだ洋食はそこそこのようでしたが、こちらも値段不相応には間違いありません。

別予約での連泊二日目、和食派の私はその日のお品書きを見て愕然としました。何と、前日と同じだったのです。間違いではと思ってスタッフに確認すると、毎日同じ献立だと堂々と胸を張って私にそのありえない事実を伝えます。
このホテル、連泊の人はいないのでしょうか？
この信じられない事実に驚愕した私は、仕方なく消去法で洋食を注文したのでした。パンの代わりにパッサパサを我慢してご飯を組み合わせるよう付け加えて。

ただ、ここのホテルのパティシエの名誉のため一つ付け加えます。
ミニブッフェで提供されていた手作りデザートは、塩がほんのり効いたプリンを筆頭に全て素晴らしく美味しいものだったことを。

評価

• 総合3
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年09月