雪上車は，予想以上にガタガタと揺れて乗り心地は悪い。でも，あこがれの超心地旋回（左右のキャタピラを同時に逆方向に回転させて，その場で向きを変える）を体験できて，かなりうれしかった。

部屋は二人用にしては，かなりゆったりしており，テレビや小型冷蔵庫，トイレも備え付けられていて快適でした。車椅子への対応を考慮しているようです。なお民放が１チャンネル，ＮＨＫ総合，ＮＨＫ衛生放送のみ。

食事はバイキング形式で，好きな物を好きなだけ。
魚や野菜の料理が中心で，関西でも通用する薄目の味付けです。
家庭のちょっと手をかけた晩ご飯。格別豪華ではないが，質素でもない。素材にはかなり気をつかっている。
悪く言えば，病院の給食を豪華にしたような印象。
でも私は結構，満足しました。

なお旅窓で予約できる部屋はいわゆる特別室。
湯治宿の雰囲気を味わいたいなら，宿に直接予約が必要です。

噂に違わぬＰｈ１．２の源泉は，５０％の湯舟でも刺激があります。
１０分程浸っただけで，その後１時間ぐらい，部屋でぐったりしました。都合３度入浴しましたが，３回とも同じような状態になりました。
強酸性の湯に生命の危険を感じて，身体がパニック状態になる？のでしょうか。とにかく，ものすごい疲労感と脱力感に襲われました。
身体がビックリすると，眠っていた免疫機能が目を覚ます。ということが医学的にあるのか，ないのか。よくわからないけれど，驚きの体験ではありました。
かねてから，この温泉は癌に効く。とか，アトピーに効果がある等，巷の噂を聞いていましたが，あながち，否定できないように感じました。

とりあえず，観光気分の１泊２日で行く温泉ではないようです。
もし次回があるとしたら（岡山からは遠いですから），３泊以上したいと思います。