粟津温泉初利用、以下是非を記します。
・温泉街に位置する宿で、部屋や大浴場からの眺望は、他の宿泊施設や民家といった平凡なものでした。
・宿の規模は結構大きく、３つの棟から成り立っており、順に建て増ししたものを複数の渡り廊下で繋いだもののようでした。施設は古く、外見からは経年劣化が避けられないように思えましたが、内装はとてもきれいで、掃除も行き届いていました。
・部屋はかつての和室を改修したと思しき設えの露天風呂付きのツインでしたが、入口で靴を脱ぎ、絨毯びきの部屋で素足で過ごすことができました。
・食事は朝夕ともに食事処の同じテーブル席で給されました。いずれも和主体の料理でしたが、良・質ともに満足のいく内容のものでした。
・能登半島地震で被災された方も受け入れておられ、温泉大浴場は結構混み合っていたものの、浴槽は広く洗い場もたくさんあり、湯浴みを楽しむことができました。
・部屋の露天風呂は正しくは半露天ですね。源泉かけ流しのぬるめの湯温で、長湯を満喫できましたが、朝の入浴には少し低温に感じました。浴槽横に洗い場とシャワーがあり便利な反面、冬季の利用には不向きで、隣接する屋内に設置した方が実用的だと感じました。
・チェックイン時から、部屋への誘導・案内、食事時の対応など、一貫して同じ仲居さんが接客に当たる昔ながらのスタイルで、担当された方がとても良かったので、心地よく過ごすことができました。
・ＥＶ車での旅でしたが、宿駐車場の充電設備を利用しようとしたところ、一回の費用が３０００円という法外なものでした。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年04月