部屋のソファに12、3本、ソファクッションに4、5本、ベッドの円柱クッションに30本前後、バスタブ内には8本の髪の毛。ソファの端や電気回りは埃でまっしろ。その埃がまいあがるのか、シーツにもうっすらと埃が…。極めつけは、バスタブ内側上部がザラザラ(人の垢と油でしょうね)…。
そのザラザラもソープを付けてちょっと擦っただけですぐ落ちるもの。つまり、洗ってない。シャワーカーテンはお湯に濡れると臭いと言うか激臭です。
そして、ホテルには必ずといっていいほどあるはずの、「○○が掃除をしました」の札もない。事前どころか事後に誰が掃除したのかのチェックすらもできないということです。
翌朝、つまんなそうに掃除している外国人スタッフを見かけました。当然客なんぞ無視。大いに納得です。
掃除道具を借りようと電話すると、再度掃除していただけると。しかしほぼ変わらず、バスタブはザラザラのまま。むしろ自分で掃除したかったです。
朝食は不味くはありません。ただあの内容なら1800円前後が妥当です。エッグステーションもコールドミールもないのに、2500円は取りすぎ。そして何より、陽当たりが悪くせせこましいダイニング(？)に朝の時間を楽しめる雰囲気は皆無。客の案内、配置には工夫も配慮も一切なし。ブッフェ台回りは動線も悪く通路も狭い。おまけに床には変な出っ張りがあって躓く。
一体どこを誉めればいいんだろう。
部屋にこのホテルには似つかわしくないバスローブ(くたびれている…)があったり、ルームサービスが対応してたりするが、金と手間の掛け方がどうもズレている感じでかえって間抜けです。
しかし、朝見かけた掃除の外国人以外の多くのスタッフには、なぜか悪気を感じることができない。「○○が掃除しました」札がないことが象徴するように、すべてにおいて客の立場にたったチェック態勢が構築されておらず、これが当たり前になっているんでしょうね。
有名ブランドに胡座をかいたこのホテル、総じて哀れです。
そしてクチコミを書きながら、プレミアムクオリティヒーリングルームという真逆かつ御大層な客室名を思い出して大爆笑してしまいました。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂1
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2016年03月