福岡市内の自宅から都市高速のランプ、そして西九州自動車道と乗り継いで一時間足らずで、もう唐津の宿「凪の音」に到着する。
都市の喧騒から隔絶した異空間に身を置けば、いろいろなものから自分を解放して、ひとときの寛ぎを得、翌週からの活力にも繋がろうというもの。
「凪の音」との縁は、昨年にふと見た宿泊サイトでの出会いがきっかけ。
何か感じるものがあって、開業一周年の頃、初めてこの宿に投宿した。
当時は、まだ開業の余韻さめやらぬ頃で、スタッフの緊張感やこの宿を育てていこうとする意気込み、更には清々しい心意気が感じられて、それ以来幾度となく訪れることになった。
施設のハ－ド面の改善やメンテナンス等については、まだまだ途上の部分があるのも事実だが、この稿で触れたとおり、開業後2年が経った現在においても、この宿の各階層のスタッフのベクトルがきちんと揃っており清新の気が感じられること、要所要所に飾られた生花が物語るように、我々日本人の真髄とも言える”おもてなしの心”、スタッフの皆さんから伝わってくる、この”心”こそが何よりこの宿の魅力であり、今後のこの宿の一層の進化を期待している。
今春、新たに拡充された温浴施設の「家族湯：”金波の湯”と”千鳥の湯”」はいずれも工夫と面白みのある、素敵な湯である。是非これを目的にこの宿を訪れても良いと思う。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年07月