初めて利用させていただきました。
場所が少し分かり辛いので、暗くなってから到着される方はご注意ください。
歴史を感じる建物で多少の古さは感じられるものの、静かな環境で建物の下を流れる木曽川の流れを子守唄にぐっすりと眠ることができました。
朝食の品数、内容とも素晴らしく大変満足しました。

この旅館は昔、中山道の難所だった「木曽の桟（かけはし）」の対岸の位置にあり、条件が良ければ早朝に木曽八景のひとつ「桟の朝霞」を部屋から見ることができます。
また、旅館のすぐ近くから明治時代に石積みされた桟の遺構を見ることができ、傍にある芭蕉や正岡子規、対岸の山頭火の句碑や歌碑を眺めれば、当時へと思いをはせることができます。
歴史や文学がお好きな方には、たまらないひと時だと思います。


桟やいのちをからむつたかずら　　芭蕉

むかしたれ雲のゆききのあとつけてわたしそめけん木曽の桟　　子規

かけはしふめば旅のこころのゆるむとも　　山頭火

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂3
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2014年08月