チェックインして客室係の方がお茶を出してくれましたが、いざ戴こうと湯呑み茶碗を手にしたところ、ポタポタ水滴が落ちました。何だろうと不思議になり受け皿を見ると、茶の池になってました。妻の分も同様でした。学生さんの様な若い方でしたので、溢している事に気付かない程に焦っているのかなと思い、余り気にせず。
夕食処にて着席しようと椅子を見ると、何か水分を溢された状態が明らかに見て取れまして、匂いを嗅いでみると梅酒だと思われます。これは食前酒の梅酒でして、配膳時に焦って溢した と見受けられました。そのまま着席出来るレベルでは無かった為、拭くものを仲居さんに依頼し、立ったままお品書きに目を通しておりました。料理長の熱意が伝わる素晴らしい物です。
暫くしてティッシュを提供されまして、椅子に溢された結構な量の梅酒を拭き取り着席。椅子の交換までは気が回らなかった模様です。
さて食事処での滞在時間を仲居さんに伺いましたところ、なんと１時間位との事。少し驚きまして、次の品が提供された際に再確認しましたら１時間半位と訂正されました。お酒も注文していましたので急いで飲み干し、鍋の火が消えました時点で１時間半。丁度その頃、一斉に鍋以降の料理と締めのご飯や汁、ラストのデザートが配膳されました。しかし制限時間一杯にて料理に箸をつけること成らず、名残惜しいところでしたが退席致しました。素晴らしい料理でしたので、料理自体と料理長にも申し訳ない気持ちで心が傷みました。
温泉の泉質も良く、良い旅館だと思いましたが。しかし夜の間、夕食の件で心の痛みが消えず早朝の施錠解除時刻にてチェックアウトさせて頂きました次第です。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年10月